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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】先生の結婚

06月03日, 2007 | 旅に出た

3 Comments

Skypeという、インターネットのある海外生活を送っている者には
いたく便利なフリー・ソフトウェアがある。
ネット接続にかかる月額使用料のみで、世界中の人と、電話と同じように話ができるのだ。
これを、日本滞在中はインドの友人と、インドに来てからは日本の友人たちと、
国際電話代わりにしばしば使うようになった。

 

さて、3月のある午後。

私たちをUPの村に連れて行ってくれた先生が日本にお帰りになって2、3週間経った頃、先生から電話があり、

「Skypeでちょっと話をしたいんだけど」とのお申し出を受けた。
すぐにPCの前に座り、ヘッドフォンを耳にかけ、Skypeで話を始めると、
「実は、突然なんだけど、ご招待があるの」と先生が話を切り出された。
「へぇ」と相づちを打ちつつ、はて、先生は日本に、私はボンベイにいるのに何のご招待だろう?と思う間もなく、
「実は、カラチで結婚式をすることになったの」とおっしゃる。
へぇ~。誰の?
「誰のって……私の」
……。 冗談でしょう先生? またまたおいらをかつごうとしてるんでしょ?
「違うよー本当だよ、たぶん」

延々、15分間はそんな会話を続けさせてしまった。
どうしても信じる気になれなかったのだ。
先生が結婚するなんて。

 

先生、先生と呼んでいるが、そもそも彼女は私の先生とかでは本来ない。
NHK国際放送局のヒンディー語班というところで働き始めた時、
ここに入って半年ほどしか経たないとは真っ赤な嘘で、本当は勤続30年だろう、
という仕事っぷりの先生に、一から仕事をたたき込まれたのだった。
が、別に先生ではない。先生と呼ぶようになったのは、この先生が
『ムスリムの女たちのインド』(著者・柴原三貴子)という名著を木犀社から出版された時からだ。
おぉ、著書アリという人物はこりゃ先生に違いない、と、その頃から からかい半分に先生と呼ぶようになった。
だから先生の本名は、柴原三貴子である。変な話だが。

 

この先生、色が豆腐のように白く、身長が小人のようにちいさく、そのうえ声が子供みたく細く高い。
ものすごくよくしゃべり、その話す内容すべてが面白く、しかも大体においてその意見は正しく、
スキーをさせればインストラクターで、お茶の先生もなにやら資格か何かがあり、

フィギュアスケートでは幼少の頃にプロを考えたこともあり、料理をさせれば絶品で、

ひとつの耳で二つ以上の会話に参加し、しかも言い忘れたがカメラマンで、
枯れた花木や生ゴミですら美しいもののように見える写真を撮りなさる。
いささか頑固で強情な面はあるものの、私は出会った当初、
こりゃあすごい人に会っちまったもんだ、と何度となく思ったものだった。

先生のいるところ人々の笑い声あり、という、花咲か爺さんみたいな人だ。

 

インドでおばさんたちと話すと、既婚者でありながら子供のない私が必ず言われるのが
「子供 作りなさい」「次来るときは一人、小さいのを一緒に連れてきなさい」である。
しかし、結婚をしていない彼女が言われ続けたであろう言葉はおそらく
「結婚しなさい」「次に来るときは旦那さんを連れてきてね」であっただろう。
そのたびに、機転の利く彼女は「相手がいないんです。誰かいい人がいたら紹介してください」と
笑って切り返していたはずだ。

 

それが、冗談ではなく本気だったとは、そのSkypeでの会話の時まで気がつかなかった。

 

Amazonで買えます→『ムスリムの女たちのインド』

 

 

今年2月、先生と行ったラクナウの???? ?????????(Badaa Imaambaadaa)

 

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« 【MotiDD】飛行機で詩人と会う 【Satyanamak】久々の雨!!! »

- Comments
3 Comments

なるほど、そんなやり取りがあったんですか。もっといろいろ聞きたい・・・。

by みみ | 06 03, 2007 - URL [ edit ]

物語は佳境に入り始めた・・・モンスーンの雨音を聞きながら(昨日は突風に横殴りの雨でしたが)、優雅にマサラ・チャイを飲みながら、、、キーボードを叩きまくって話を進めてくれますように!

by も鹿 | 06 04, 2007 - URL [ edit ]

両姉にSalaam & ありがとうございます!

優雅にマサラ・チャイとはいかないが、マサラ胡瓜をかじりながら、ぐらいな感じで頑張ろう……と、応援を受けてちょっと張り切ったかと思いきや、PCが壊れましたー。Satyanamakいわく、古いからガタが来ているんだとのこと。グレードアップして帰ってくるよ、との頼もしい言葉なので、Satyanamakが修理してくれるのを待つのみです。こうなるともう、すっかり威張れなくなるツマなのでした。

by 【MotiDD】 | 06 04, 2007 - URL [ edit ]

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