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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】ナーニーの家

05月26日, 2007 | 旅に出た

2 Comments

はじめにごあいさつ】最近MotiDDの旅行記ばかりでSatyanamakが出てこない、とご心配の向きもいらっしゃるかと存じます。Satyanamakは現在、本業の翻訳に追われていて、なかなか文章を書く精神的余裕が出ないと申しております。仕事に余裕ができた日にはまた現れますので、どうぞご心配なさらず。忙しくはしていますが、今日も元気です。

 

 

さて、

 

 

ナーニー(母方のおばあちゃん)の家の家族構成は、こんな感じ。

 

ナーニー(お母さんのお母さん。ニールーやダルシャンのおばあちゃん)

――子供をたくさん産み、数え切れない子孫がいる。村の人なのに太っていて背も高い。ダルシャンのお母さん(お母さんのお姉さん)に生き写し。

 

マーマー(叔父さん。ナーニーの息子でお母さんの弟)

――バスの運転手。釣りや狩猟が好きらしく、2泊の滞在中も銃を持って出るところを2度見たが、いずれも手ぶらで帰ってきていた。家に帰ると4人の子供たちに首から肩からぶら下がられる人気者。

 

マーミー(叔母さん。マーマーの奥さん)

――明るい働き者。出かけている間にジーンズを洗ってくれてしまった。5人の子供たちに囲まれて忙しそうだ。

 

・マーマーとマーミーの5人の子供たち(娘3人と息子2人)

――全員天然ハイ。女の子は大人の言うことを素直によく聞き、よく働く。

 

そのほかに、お母さんのもう一人の弟さんと、その娘さんがデリーから来ていた。
そこへお母さんにナヴィーン、ニールー、私が加わって、そりゃあ賑やかになった。

 

この家の子供たちがすごい。役者でモデルでエンターテイナーだった。

出会ってからまず、15分間照れている。

小さな3人姉妹がひとつのベンチに並び、くすくす笑いながら、ひたすら恥じらって座っている。
お父さんの背中に顔を隠し、こちらを見ている。

布団に隠れているのもいる。
私がおどすようにギューンと顔を近づけると、もう体勢的にものすごい無理なのに、
笑い声をあげながら、なんとかして隠れようとする。
これを15分ほどの間、ずっとやっている。3姉妹揃って。

 

その時間が終わると、今度は手のひらを返したように懐いて来た。
照れは何かの儀式ででもあったのか?
ディーディー、ディーディー!(ディーディー=お姉ちゃん)と離れない。

そして常に誰かしらが、何かしら話しかけてくる。

まだ幼いので、ヒンディー語がいまいち話せず、

ガルワーリー混じりで早口にまくしたててくるのでかなわない。

特に三女のプリヤがすごい。吃音なのである。

正々堂々と吃音で、もう自分でも笑っている。

「??, ????, ????, ??, ??, ??, ???? ???? ?? ??(di, diidii, diidii, me, me, me, meraa photo lo naa)」と、

大げさではなく、こんな調子。

しかもよく喋るし、可愛いし、明るいし、働き者。
こんないい子供たちにめまぐるしく囲まれて、私はすっかり愉しくなってしまった。

 

チャーエをいただいたあと、マーミーが「疲れだだろうから上でゆっくりしてください」と二階に案内してくれ、
付いてくる子供たちに「あっち行ってなさい!」と叱りつけても、
またハエのようにいつの間にか戻ってきている。
しかし最後にはお母さんにきつく言われ、とうとう戻ってこなくなった。

 

静かになったな……とベッドに横になっていたら、今度は一番下の弟、プリヤンシュがやってきた。
この人はまだ2、3歳だと思われるが、なんだか常に、異様にハイである。
顔全面で笑顔がON。偉い人なのである。
ベッドに這い登ってきて、私を見つめながら、そして笑いながら、
私の頬を人差し指でつんと弾いてみせる。
恥ずかしくなるぐらい、親愛の情を感じる仕草。
私も真似してやってみる。
2人きりの部屋でベッドでそれをくり返しているその図は、
まるでアツアツの新婚カップルである。

それをやっていたら、彼がなんとなく静かになってきたので、お、これは寝るかな、と思いきや、
突然またONになり、ベッドからずり落ちるように降りてドアに走って行ったかと思うと、
ドアを閉め、鍵がわりのつっかえ棒を内側からかけて、“Do not disturb”にしてしまった!
自分の背丈よりも長い棒を、自分の背丈よりも高い場所に、どうやってかけたのかが謎だが、
とにかく、彼のその行動によって、わしらは真っ暗な寝室に二人っきり(!)になってしまった。
おいおい、この人は一体なにを……と呆気にとられていたが、
ちょうど折よくニールーたちが荷物を取りにやってきたので、
人妻と若い男(←若すぎ)が暗闇に二人っきり……からは無事 解放された。
そして、とうとうプリヤンシュもマーミーからつまみだされ、

 

結局 眠れもしない私は一人、ベランダに座って口笛を吹きながら、

向こうの山を眺めているのだった。

明日はあの真向かいの山に、結婚式に行く。

 

 

長女のソニの腕にプリヤンシュ(男の子です)、右が三女のプリヤ

二階のベランダにて。

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- Comments
2 Comments

なんだか思いっきり懐かれてますねぇ、思わず微笑みながら読んでいました。
すごく子供らしい子供(これって変な表現かな?)で、読んでるだけでもうれしくなりますね。

by みみ | 05 26, 2007 - URL [ edit ]

そうですねー。都会の子供は心を開かないとか言うけど、私の場合 自分が都会の子供だったので、自分から開いて行けない場合、こうして向こうからばーんとぶつかってきてくれるとすごく愉しいし助かる。でも末っ子プリヤンシュの将来はちょっと不安かも……。

by 【MotiDD】 | 05 26, 2007 - URL [ edit ]

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