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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】真夜中のバスのなか

05月18日, 2007 | 旅に出た

2 Comments

夕方6時ごろ、デリーのカシミーリー・ゲートにある長距離バススタンドへ。
メンバーは、21歳になるM氏の長女・ニールー、その従姉妹である17歳のニーティ、
まだ16歳ぐらいに見えるが実は長女と同じ21歳である従兄弟のプラディープ、それに私。
唯一の男性であるプラディープが、バスの時間を調べたり運賃を払ったり、
女性陣の保護者兼世話役を務めている。
あどけない童顔の彼なので、なんだか子供をこき使って悪いことをしてるような気分になる。
バスは9時半にならないと出ないとか、はっきりした情報がないまま、
なんとなく待っていると、突然動きがあり、中継地点・コートドゥワールまでのバスが出発することに。
押すな押すなで乗り込み、座席を確保。
歌好きなニーティがどんどん繰り出してくる様々な歌をBGMに、
ボロいローカルバスはデリーをあとに走り出す。
6時間は走るだろう長距離バスなのに、立ってるお客がいる。どこまで行くんだろう。
「間違っても席をゆずったりしないようにね!」とニールーに念を押される。
私だってそんなこと夢にも思いませんよ。

 

前の晩、一つのベッドに3人で寝ていたせいか、ほとんど眠れていなかったので、
夜行バスでぐっすり眠れるといいと思ったのだが、残念ながらやはり眠れず。
突然 電池が切れたように歌をやめ「横になった方がいいみたい」と
私の膝に頭を載せて寝てしまったニーティ。
ニールーとニーティはバスに酔いやすいのだ。
学校で習った歌の復習、あるいは眠ろうと努力することぐらいしか、することがなかった。

 

そんなふうに時間を前からうしろへやり過ごしていると、横っちょから気になる視線が。
目をやると、向こうの座席に座っている、まだ若い、天然パーマの、身体の小さな青年だった。
その目が凄い。
『Be-Bop-Highschool』なんていうのを見た世代の人は、
あの映画で凄んでいた仲村トオルと清水宏次朗とかの目を知っていると思うんだが、
あんなもんじゃない。
眉間は般若だし、目がもう完全に窪んでいて、
あまりに睨んでいるのでほとんど白目ばっかりになってる。
一体どうしちゃったんだこの人は、わしが何か罪悪でも……と冷や汗たらたらになる頃、
休憩のためにバスが停まった。
切迫しているのに恥ずかしがってトイレの場所を聞かないニールーに
「トイレなんて誰でもするんだから恥ずかしがってる場合じゃないでしょ」
と説教したわしだったが、彼女がトイレを済ませてきたあとに水を買おうとして
屋台のほうに足を進めていたら、突然目の前に、例の般若目の兄さんの顔が振り向いた。
それはもう恐怖であったので、わしはそのまま
振り向きもせずに、後ずさりで戻ってきてしまった。
「トイレのことではあんなに偉そうに言ったのに!」と
リベンジの機会を逃さないニールー。
そんなトイレ休憩がもう一度か二度あって、深夜2時半過ぎ、
やっと中継地点の町、コートドゥワールに着いた。

 

般若目の兄ちゃんの姿は、いつの間にか消えていた。

 

《つづく》

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- Comments
2 Comments

一人じゃなくて良かったね。Motiさんが後ずさりするくらいだから、よっぽど怖かったんだ。で、まだ中継地点なんだね、続きが待ち遠しいよ。

by みみ | 05 18, 2007 - URL [ edit ]

うん、本当にすごい顔だったんです。でもあとになって、あんなに凄い顔だったんだから、一緒に写真とってもらえばよかった、と思った。申し出る時にあとずさりしないで済めば、の話ですが。

by 【MotiDD】 | 05 20, 2007 - URL [ edit ]

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