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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】ジャイプルへ行く。再訪を誓う。その三。

01月17日, 2013 | 旅に出た

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子連れが行って一番愉しい場所は、子どもが楽しめる場所なのだ。
子どもが楽しんでくれなかったら、結局は大人にも幸せは訪れない。
考えてみれば当たり前のことだ。
大人同士だって、一緒に行った人がいやいやついてきたら、
どこに行ったところで楽しさは半減してしまうもの。

今回の旅で一番愉しかったのがチョーキーダーニー(चोखी ढाणी Chokhi Dhani)だった。
砂漠の国ラージャスターン(ジャイプルはラージャスターン州の州都)の村をテーマとした
アミューズメント・パークである。

折悪しく日曜日の夜、最も混み合う時間帯で、入場券売り場は外まで続く長蛇の列。
えぇっ子連れでこれ並ぶの!? とちょっと引き気味になった私を
「何がこんな人気なのか見てみたい!」と、そもそもはそんなに
乗り気ではなかったIちゃんのお母さんが、逆に止めてくれた。
並んでいる間も、何気に太鼓片手のカラフル・ターバン兄ちゃんが道ばたに座り、
行列の無聊を慰めてくれているのがいい。
ゴンさんは一人行列を離れ、「ちょっと叩かせて」と叩きに行ったりしている。
そんなこともあって、長蛇の列もさほど苦には感じないまま、
ラージャスターニー・ターリー(ラージャスタン料理の定食)一食つきの
入場券650Rsを二枚購入、中に入った。

園内の建物はすべて煉瓦か泥でできていて、
子どもたちのはしゃぐ声やラージャスターニー民謡が入り交じってわーんと響いている。
蛍光灯などの白々しい灯りは一切なく、松明やランプなどの優しい照明が
園内を柔らかく、活き活きと明るく照らしている。

甘酒のような温かい謎の飲み物が、お客さんに無償でふるまわれている。
なんとなくもらって飲んでみる。
素焼きのカップに注がれた白い液体は、乳製品のようだ。
チャース(バターミルク)を温めたような味もしなくもない。
こだわりなくみんなに配っているところが、町内会のお祭のような感じで素敵である。
心もホクッとあったまり、さらに中へ。

地面にいくつもくぼみが作ってある「おじさんとビー玉で遊ぼう」コーナー。
「クシュティー(北インドのレスリング)実演土俵」では褌姿の男がスタンバっている。
おぉっあれに見えるはラクダでは? お客を乗せた車を引っぱって元気に歩いている。
そうそう、ここには象さんライドもあるはず。

あぁっあれは観覧車!
まずあれに乗ろう、とゴンさんと私で決定してしまった。

乗車券はどこで買うのだろう?
あるいは入場券に含まれているのか?
前に並んでいた人たちのところへ券を首尾良く買って戻ってきた女性に聞いてみた。
「あそこに座ってる男性から買ったのよ」と指さした先には、
パイプ椅子のようなフツーの椅子に腰掛けた、古ぼけた、埃をかぶった、
赤いターバンのラージャスターニー爺さんがいた。
えぇ。あの人!?
前に小さな机ひとつすらないですけど。券とか売ってるの?
Iちゃんのお母さんが行ってきてくれた。
ホントに買えた(30Rs/大人一人、小児は無料のようだ)。
えぇ~あんな人が販売してるのー。
素敵すぎる。普通すぎてわからなすぎる。

観覧車が最高だった。
日本のそれのように大きくはない。ゴンドラが十六個もついていただろうか。
ディーゼルで回しているのだろう、どこからかそんな音がしてくる。
ゴンドラといっても、ガラスの覆い窓とかは一切ない。
座るところと、立ったら腿の高さより低いぐらいの細い鉄柵があるだけだ。
360°の展望、オープンエアーで。
しかも、速い。ぐーるぐーる回るのだ、どんどん回るのだ。
一番の高みまで行って、降りていく時が怖い。
なにもない空間に放り出されるような感覚にとらわれる。
子どもたちも怖いながらも愉しいようで、
みんなで笑いながら、ぎゃーぎゃー悲鳴をあげながら乗った。

他に、ほんのちょっとだけど楽しめる象さんライド(50Rs/大人一人)、歩く迷路に、
砂漠から持ってきたのか、細かい砂にスボン!と飛び込む長い滑り台(ともに無料)、
そしておみやげ屋さんを少しだけ冷やかした。
おみやげ屋さんは、パッと目を引くものにけっこう安く値札をつけていて、
買い物がしやすかった。
派手なブルーのキルト製カバン(220Rs)を購入。
射的などの縁日屋台もにぎわっており、魅力的だった。

ちょっと困ったのは、食事である。
入場券に含まれているラージャスターニー・ターリーは
きっと辛くて子どもたちは食べられないだろうけど、
チャパーティーを食べさせておけばいいよね、とIちゃんのお母さんと話していたのだが、
いざレストランを探し当てて行ってみると、
どこまで行ってもぐるりと終わらぬ長蛇の列……
日曜日の夜に来たのがまずかった、これは無理だ、と一瞬であきらめ、
行列を恨めしげに眺めながら、Iちゃんのお母さんが持ってきてくれた
非常食お菓子類を食べさせていた。
壁の向こうにはレストランが見える。食事をエンジョイするお客さんたち。
後ろのローティー焼き場では、大量のローティーが焼かれては運ばれていく。
スタッフと目が合ったのか、Iちゃんのお母さんが
「あんな並んでたら食べられやしない。子どもにローティーおくれ!」
とターバン姿のお兄ちゃんにヒンディー語で言っている。
すると間もなく……ダールの入った葉っぱ製のお椀と、
小さなローティー一枚を持ってきて、塀越しに差し出すではないか!
有難く子どもたちにローティーを半分ずつ食べさせ、
ダールは辛かったので大人が分け合って飲んだ。
食べ終わった頃、ゴンさんが図々しく、甘い物でもくれと言ったらしい。
すると本当に、甘いインド菓子をこっそり持ってきてくれた……
空腹の残りは、売っていたゆでトウモロコシやチャーエでなんとかその場をしのいだ。
「子どものためだ、仕方ねぇだろ!」と口の悪かったお兄さん、ありがとう。

唯一の難点は、こんなに楽しいところなのに、営業時間が短いことだ。
夕方六時のオープンで、夜十一時まで。
涼しい季節だけでも、昼間からの営業にすべきだろう。
なぜ夜間のみの営業にしているのか、本当に解せない。

大人だけでも十分楽しめるが、子連れなら絶対外せない。
暑いシーズンと、日曜日の夜は避けて、みなさんもぜひ!

chokhi dhani small
राम राम सा!
“らーむ・らーむ・さー!”ラージャスターニー方言の挨拶。アナウンスの最初に必ず言っていた

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