プロフィール

satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】また親知らず。

04月09日, 2011 | 未分類

2 Comments
頭の痛む日が続いたある日、ふと「これは頭痛ではない。歯痛だ」と気づいた。
すぐに鏡の前で口を開けてみた。
うわー、あるある、この左下の一番奥の歯が虫歯だ。
っていうかこれ、15本目だなぁ。歯が奇数なわけはないと思うので、
きっと親知らず?

すぐに“親知らず 虫歯”で検索した。やはり抜歯が一般的なようだ。
「血」「痛い」「腫れる」「歯茎を切開」「麻酔が効かない」「神経に近く障害を負うリスク」
「左下の親知らずが最も困難」……ちょっと待って待って、やめて。
それインド無理。絶対無理。
数年前にこちらで親知らずを抜いたこともすっかり忘れて、思い詰めてしまった。

お掃除に来てくれていたおばさんに「すみません、ちょっと緊急で、
日本に帰らなくちゃいけなくなるかもしれないんですが、猫たちの世話を
お願いしていいですか? 鍵は大家さんに預けますから」と相談する。
帰国便チケットは一体いくらぐらいなのか、調べ出す。

でも本当に今、予定外の一時帰国をする予算が、
ハイクラス住居への引っ越し直後で財布の軽い我が家に捻出可能なのか。
それに、そう、日本は今、普通の状態にない。
ゴン太さんを連れて行かないわけにはいかないから、2歳5ヵ月の子どもを
連れて行くことになる。それは果たして、正しいことなのか?

相談させていただいた東京のお義父さん、お義母さんが二人で
「今はやめなさい」と止めてくれた。
可愛い孫に会いたいのは山々だけど、今は小さな子を連れて帰るのに
ふさわしい時ではない、と。
そんなことを言わざるを得ない状況に親御さんたちだけを置いて、
自分たちは安全なところにあり、そんなアドバイスをいただいたことが有難く、辛かった。

ともかく、インドでの治療について調べてみないことには始まらない。
滞在が長く、何でも知ってそうでしかも歯医者が嫌いそうな日本の方に電話で相談した。
その方が「センシティブで事前説明を怠らない信頼できる歯医者」をご紹介くださった。
この場合の“センシティブ”というのは、患者の恐怖を理解する感性を持つ、ということ。
さっそく電話して、アポを取った。

若い男性のお医者さんで、あまり表情を変えないクールな人だ。
歯を診てもらって、説明を聞く。確かにこの人ならちゃんとやってくれそうだ。
ところが、抜歯手術はその道のスペシャリストを呼んで行うのだと言う。
「大丈夫ですよ、毎日4、5本抜いてる、そればっかやってる人だから」。
うーん。抜く他に選択肢はないんですか?
「半年一年保つか保たないかわからないが、薬で抑えるという方法もある」。
薬を飲んで虫歯の進行を恐れながら暮らすのなんて御免だから、抜歯を選んだ。
抜歯するとしたらどのように行われるのか、行程をざっと教えてくれた時、
「無理。絶対ダメ。血も超出そうだし、めちゃくちゃ痛そう。そんなのできません」
とリアクションしたので、私が“薬で抑える”を選択したと思ったお医者さんは
意外そうにしていたが、数日後の予約を取り、帰途についた。

手術当日。朝から下痢。緊張のために違いない。手術決定後数日前から鬱。
「手術後、痛くて泣きながら出てきてもゴン太さんのかわいい顔を見たら少し笑えるから」
という相当自分勝手な理由で学校を休ませ、ついてきてもらった。
もちろん抜歯中は外で父と遊んでいてもらう。
こんなの見せたらトラウマになってしまう。

スペシャリスト先生は、すらりと背の高い涼しげな顔の、やはり若めのお医者さん。
「大丈夫。私に任せて。痛くないから」と言われ、もう逃げようがないのでお任せする。
目をつぶっていると、「余計怖くなるからできたら目を開けていなさい」と言われる。
そうでしょうかーーー。そうかなーーー。
麻酔が効いたかどうか重々チェックしてくれたあと、いよいよ始めた。
歯を割ったり砕いたりしなくちゃ取れないですか? と事前に質問したが、
それについては切ってみないと何とも言えないらしく、
「様子を見ましょう」と言われた。

リクエストにつきなるべく目を開けていてみる。
クールな先生と、助手の人のちょっとだるそうな顔は対照的。
麻酔の時に「आपको यह सहना पड़ेगा」(ちょっと我慢してください)と
言われた通りちょっと痛かったが、
残り20分弱、めちゃくちゃ怖いだけで、まったく痛いことはなかった。
「हो गया」(終わった)と先生が独り言のように言われた時、
あまりに早かったのでまだ完全に終わったのではないと思い、
すぐには喜ばなかった。しかし、その時点でどうやら歯は根っこから完全に抜けていた。
なんだか終わったようだと感じ、確かめると、やはり終わっており、
抜いた歯を見せてくれた。なんだかやけに大きな歯だった。
破砕せずに根っこから抜けたのだ。あぁよかった!

あんなに怖がっていたことがこんな短時間に、
しかもまったく痛みなく終えてもらえ、あんまりうれしかったので、
思わず先生に握手を求めて帰ってきた。

抜歯後の腫れもそれほど目立つほどにはなく、
痛みも痛み止めを飲んでいればやり過ごせる程度。
痛み止めも、三日後の今日にはそんなに飲まなくても大丈夫になってきた。
経過は順調と言っていいと思う。
来週抜糸して完了となる。

歯医者を紹介してくれたYさん、相談に乗ってくださったSatyanamak のご両親、
ついてきてくれたゴン太さんと Satyanamak にも感謝。もちろん神様、ありがとう。
ちなみにお代は4,000Rs(7,689円)。保険の利く日本と比べると割高だ。


02-02-11_1618.jpg
「こんな無駄なもの、なんで生えるんでしょう?」のそれこそ無駄な質問に
「そのうちなくなるよ、たぶん千年後ぐらいに」と先生。猫にも親知らずは生えるのか?
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2 Comments

オイラも抜いたよ~、一週間は熱がでて苦しかったなぁ

トビリシにも春が来ましたよ、まもなくお花畑だらけになるよ。でも、やっぱりムンバイの暑さが懐かしくなる。寒いのは嫌いです。

by マーサシュビリ | 04 09, 2011 - URL [ edit ]

わしは寒いの好きです。セーターとか好き。あったかい布団で寝るのも愉しいしね。お花畑いいですなぁ。色はどんななのだろう。ここはまもなく激しい朱色のグルモーハルがばんばん咲いて、あちこちが燃え上がる朱に染まるでしょう。路上のマンゴー売りも出始めましたよ~。

by 【MotiDD】 | 04 13, 2011 - URL [ edit ]

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