プロフィール

satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ

スポンサーサイト

--月--日, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【MotiDD】家族の形

04月24日, 2009 | 未分類

4 Comments

来週、一時帰国することになった。

 

日本滞在中にベビーカーをレンタルで借りられたらなぁと思って、
ベビー用品のサイトを見ていた。
なんとたくさんの、多種多様な、単語も知らない商品があることだろう。
ベビーサークル、ベビーラック、バウンサー、クーハンetc. ……
そういう便利な品物が市場に流通しているということも知らずに、
私たちはひたすらに、泣けばあたふたとあやし、

笑えば奇跡を見るように喜んで、初めての子育てをしている。


Satyanamakは仕事量を半分以下に切り詰めて、

昼夜なく家事と子守に従事している。
そんな旦那さんは、日本にいくらもいないだろうと思う。
お父さんと過ごす時間が少ない子供が、きっと大半だろう。
お父さんに持ち上げてもらってご機嫌に遊んでいるチントゥーを見ると、
恵まれている、とよく思う。

 

名前も知らなかったさまざまなベビー用品は、
たった一人で赤ちゃんと向き合わなくてはならないお母さんたちの負担を
少しでも軽くすべく開発されたものなのだろう。
赤ちゃんが少しでも動くと揺れて赤ちゃんがご機嫌になる“バウンサー”、
赤ちゃんが寝返りを打ったりハイハイで移動したりしてあちこち行かないように
部屋を仕切るための仕切りやゲート。


たくさんの品々を見ているうち、だんだん悲しくなってきた。
なんだ、この品物は。
お母さんやお父さんがやってあげればいいだけのことじゃないか。
泣いたら抱っこして揺らしてあげたり、
行っちゃいけない場所に転がって行かないように一緒に見ていたり。
母一人の子育てではそれができないから、

こういう品物に助けてもらわなくてはならないんだ。
ウサギさんやクマさんのイラストがついた柵の中で、
あるいは可愛いおもちゃ付きの椅子に座って、
一人で遊ばなくちゃならない赤ちゃん、そうせざるを得ない疲れたお母さん。

 

核家族、というものに無理がある。
お父さんは当然 外で働かなくてはならないから、
お母さんは家で赤ちゃんと二人きりになる。
赤ちゃんが泣いて泣いて仕方ないとき、身も心も疲れてどうしようもないとき、
お母さんを助けてくれる人が誰もそばにいなかったら、どうしたらいいんだろう。
うちには助けてくれるSatyanamakがいるのに、そんな孤独なお母さんたちと、
自動的に揺れる椅子に一人で座り続けている赤ちゃんを想像しただけで泣けてきた。
ちょっと手を貸してくれるおばあちゃんやおじいちゃんがそばにいたら、
赤ちゃんは一人で椅子に座ってじっと誰かの手が抱いてくれるのを待ち続けずに済むのに。
おばあちゃんは寂しさや無力感に苛まれずに済むのに。
核家族へと私たちを追い込んでしまう、心の壁は何だろう。

 

ムンバイの我が家のご近所には、多数のおばあさんが住んでいるが、
すべてのおばあさんは孫と多くの時間をともに過ごしている。
別居してもあまり遠くへは引っ越さない、というケースが多いようだし、
年老いた母親を一人残して、という家族はまだ見たことがない。
が、高齢の親を放置してはいけない、という法律ができるとかできないとかいう
ニュースを見かけたから、社会問題化しつつあるのは事実なのだろう。
街のベビー用品店にもすでに、おばあちゃんに取って代わる
“バウンサー”や“ベビーサークル”が登場しているのかもしれない。


チントゥー、満5ヵ月。
便利な品物は何もないが、父と母は常にそばにいる。
お隣のパンカジャ・ジーも、通りがかりのおばさんもおじさんも、
父母の友人たちも、みんなが可愛がってくれる。
来週 日本に帰ったら、おじいちゃんやおばあちゃん、
いとこやひいおばあちゃんが可愛がってくれることだろう。
たくさんの愛情を受けて育ったチントゥーが大きくなって私たちが祖父母になる頃、
日本の、ムンバイの家族の形はどうなっているのだろう。

 

気に病む母をよそに、チントゥーは知らぬ顔でぐーぐー眠る。

 

離乳食を食べはじめたチントゥー。

食事用、遊び用、昼寝用と何段階にもリクライニングする便利なベビーチェアはないが、

おとっつぁんの膝がある。

スポンサーサイト

« 【Satyanamak】チントゥー連れて二度目の一時帰国 【MotiDD】初の発熱~マクロビ的 VS ムンバイ風~ »

- Comments
4 Comments

本当に、チントゥーくんはお母さんとお父さんの愛情、周りの人の愛情に包まれて、とても良い環境に育っていると思うよ。
日本の便利グッズより、人の手の方が愛情がこもって、自然で優しいよね。
私が小さかった頃は、祖父母が居て当たり前に育児に携わっていたのにね、ほんの数十年でこんなに変わってしまうなんて。
日本でまたいっぱいの愛情に包まれて、楽しい一時帰国になりますように。

by みみ | 04 24, 2009 - URL [ edit ]

みみさんも、チントゥーにとって「愛情を注いでくれる大事な人」の一人になりつつあります。いつも素敵な抱っこをありがとうございます、これからもよろしく。人の手のほうがいい、とはいえ、抱っこし続けで歩くのは腰に来るので、ベビーカーデビューの予定。なんだかんだ言っても、そうしたグッズを使えるのもちょっと楽しみなのです。

by 【MotiDD】 | 04 27, 2009 - URL [ edit ]

日本に帰ったとき、兄夫婦の赤ちゃん用品をみて、『こんなものまであるの~??!!』と、びっくりしたことあるよ。 
そうだねえ、あの便利グッズがあると、周りに助ける人が居なくても平気になっちゃうんだろうね。それも寂しい。
なんだか、人気のある有名メーカーのベビーカーとかってかなり高額なんだってね。レンタルのアイデア良いね!! 欧米や日本でも時々見かけたけど、ワンコのように体にストラップを着けられて、歩き回る赤ちゃん。あれはイヤだなあーー

気をつけて、行ってらっしゃーい。 おじいちゃんおばあちゃん達との対面、楽しみだね。

by Chuma | 04 27, 2009 - URL [ edit ]

Chuma ちゃんありがとう! ホントにねぇ。レンタルのサイトを見てて一番呆れ果てたのは「赤ちゃん泣き声分析機 ホワイクライ」。ホワイクライってアンタ! 機械にお母さんがわからない何がわかるんだ。機械に負けを認めてどうやって母をやっていくんだっつーの。バカにするにもほどがあるよ。ムンバイの街を見てても、ベビー用品業は上り調子な感じがするよね。便利だとはいえ、頼りすぎないようにやっていきたいものです。

by 【MotiDD】 | 04 27, 2009 - URL [ edit ]

管理者にだけ表示を許可する
- Trackbacks
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。