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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【Satyanamak】お祭りの季節

09月05日, 2008 | 未分類

4 Comments

ムンバイに越してきて丸2年が経った。3年目突入である。
今年の雨期はもうほとんど終わりの気配で、昼間は青い空が広がり、
ひんやりとした風が心地よい。
(……と書いたが、ブログをもたもたとアップしないでいるうちに時は過ぎ、
俄然じとーっと蒸し暑くなってきた……)
8月中旬、地元でナリヤル (ココナッツ) デーと呼ばれる日を境に、
雨が少なくなると聞いていた。
モンスーンには海が荒れるので漁師達は休漁しているのだが、
毎年この日あたりには潮も静まってまた漁ができるようになり、
漁師達は海にナリヤルの実を流して、漁の再開を祝う儀式をするのだそうだ。
本当にそのナリヤル・デーを境に、あれほど毎日じめじめと降っていた雨が
にわか雨程度にしか降らなくなった。

 

ナリヤル・デーから一週間経った日曜日、この日はクリシュナ神の誕生日。
それを祝うお祭りがムンバイ中で行われたのだが、
ダヒー・ハンディという一風変わった行事がそこら中で盛り上がっていた。
ヨーグルトの壺という意味のダヒー・ハンディを高いところに吊り下げて、
若者達がその壺の下で運動会の組み体操そっくりの人間ピラミッドを組み、
てっぺんに登った人 (たいていは子供のようである) がその壺を割ると、
賞金がもらえる、というもの。

 

fropper.com より
 
その日はムンバイ屈指の商業地域であるダーダルに買い物に出かけたのだが、
ちょうどそこはダヒー・ハンディの盛んな場所で、
ただでさえ込んでいるショッピング街がギューギューの凄まじい人混み。
人と人の隙間から、ピラミッドを組む男達が少しだけ見えた。
壺を割るのはなかなか難しいらしく、失敗して組み体操が崩れると
群衆の上に派手な放水が始まり、大音量のダンス音楽がずしんずしん響き、
人々はずぶ濡れになりながら踊る、というかなり熱い盛り上がりようだった。
壺割り軍団たちは割るべき壺を求めていろいろな場所を巡回しているようで、
屋根や荷台の上にぎっしり男達を満載したバスやトラックが何台も、
気勢を上げながら幹線道路を走り抜けていったのを見た。
昨年のダヒー・ハンディはどうした理由だったか実際に見ることはなかったが、
今年はその熱気を実地に感じることができて満足した。
近ごろ生活に疲れ気味だった心も、なんだか鼓舞されるものがあった。
 
ところで、なぜヨーグルトの入った壺を割らなければならないのか。
その理由を音楽学校のタブラの先生に尋ねてみた。
先生は、「マハーバーラタ」からクリシュナ誕生のエピソードを
10分以上にわたって物語ってくれた。
しかし、ダヒー・ハンディのことよりもクリシュナ誕生秘話のほうを
話したかったようであり、結局壺割りの意味は謎のまま終わってしまった。
 
そして今週は、ムンバイ最大の祭りであるガナパティ (ガネーシャ神) 祭り。
自宅前の通りでは時折大音響がして、太鼓の乱打、爆竹の破裂音とともに、
踊る若者達の一群が窓の下を通り過ぎる。
これは宗教的というより単に騒ぎたいだけのようにも感じる。
こんな喧噪とは別に、家族が小さなガナパティの像を運んだり、
お祈りに使う葉っぱやナリヤルの実を買い求める様子も見かけた。
まだちょっと詳しくないのだが、おそらくこの祭りの期間中は
ガナパティを家にお迎えしてお祈りを捧げているものと思われる。
その後、ガナパティは海岸に連れて行かれて流され、海を渡って
神様の住む場所へと帰って行く、という段取りだと思う……
とにかく、今日は学校の帰り、学校近くの浜辺 (チョウパティ) から
ガナパティを流す様子を眺めてきた。
夕暮れの海岸で家族が小さなガナパティを囲んでランプを灯し、
手を叩きながら宗教歌を歌う様子はとてもいい。
歌の後は「ガナパティ・バッパー」「モーリヤ!」というお決まりのかけ声。

今日のチョウパティでの様子
 
ガナパティ祭りはあと数日続き、最終日にはガナパティと家族を満載した
タクシーが続々チョウパティの砂浜に乗り付け、巨大ガナパティもトラックで登場して、
凄い人出で最高潮に盛り上がるのだが、今年は家族でささやかに祝うガナパティを
見られただけで満足だ。
 
今夜も部屋の外では大音響。猫たちにはまた受難の季節である。
 

ムンバイに越してきた直後、2006年ガナパティ祭りでの巨大ガナパティ、海岸へ移送中。

 

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4 Comments

にぎやかなお祭りはいいんですが、住んでいる所でドンドン・ガンガンやられるのには参りますよね。
あの人ごみに入っていくのもちょっと怖い。
トラックに溢れんばかりの人を積んだのは見ました、知ってはいても見るとびっくりします。
これからにぎやかな日が増えていきますね。

by みみ | 09 05, 2008 - URL [ edit ]

騒音はちょっと勘弁してほしいと思うときがありますが、お祭りはやっぱり心躍ります。ムンバイでもけっこう核家族化が進んでいるようですが、こういうときには家族みんなで集まってお祈りを捧げる、という伝統はこれからも続いていってほしいと思います。これからしばらく、体は大きく気は小さい太郎が騒音におびえて意味なく走り回ったり隠れたりする日々が続くことでしょう……

by SatyanamakMotiDD | 09 05, 2008 - URL [ edit ]

ちょっと遅くなりましたが・・。ガナパティのお祭り騒ぎもあと少しですねぇ。うちのソサイエティのガナパティはとっくに運び出されましたが、隣の建設現場に祭ってあるガナパティ像はまだいらっしゃいます。家からはその姿が見えないけど、毎朝7時すぎから超大音量のガナパティ・バッパ・モーリャが響いてきてます。

クリシュナのお祭りは、私は次のように聞いています。『デヒが大好物の小さいクリシュナは、もっと沢山のデヒを食べたくて家々に忍び込んではツボを空っぽに平らげてしまい、人々を困らせた。そこでツボを手の届かないように高く吊るして保管した』 らしいですよ~

by Chuma | 09 11, 2008 - URL [ edit ]

毎朝7時から!8時半起床の我々には厳しい時刻です。ガナパティ・バッパーで起こされるのも年に一週間ぐらいなら乙なものかもしれませんが……
クリシュナ祭りの由来について教えてくださってありがとうございます。なるほど、だから壺を割る役は子供なんですね。勉強になりました。しかし、なぜその悪戯エピソードをクローズアップするのか?なぜ組み体操?賞金kyoon? と謎はまだまだ尽きません。

by SatyanamakMotiDD | 09 12, 2008 - URL [ edit ]

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