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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】曇天の日曜日

08月04日, 2008 | 未分類

8 Comments

今日は朝から薄曇り。
長々壊れたままだったバイクが昨日治ったので、
昼食に出かけがてら少し走らせようか、という、特に予定らしい予定もない日曜日。

 
 
 
朝には植物の植えかえをした。
昨日たまたま見つけた植物屋さんで鉢と土を買うことができたので、
しばらくひとつの鉢に手狭に生えていた植物の芽のヒトたちを、
それぞれ新しい鉢へと移動したのだった。
 
植物は2種類、名前を知らない花と、推定レモンの苗。
名前を知らない花のほうは、友人が自宅の庭から切ってきてくれたという花を、
花瓶に生けて、しつこくしつこく水切りなどして生かしていたら、
やがて黒くて小さい粒々が下にこぼれているのを発見し、
やや、虫! と青くなりかけたがこれは実は種であったので、
おやおや、と拾って、我が家唯一の土壌であった
ジャスミンの大鉢のなかに埋めてみた……というもの。
推定レモンの苗、のほうは、その同じジャスミンの大鉢に、
いつしか生えてきていたもの。
これは種を埋めた憶えもまったくなく、ただ鉢はずっと前から台所に置いてあるので、
おそらく調理したレモンの種がゴミとして出たものを、
無意識にペッとその鉢に捨て置いたものが芽吹いたものだろうと思われた。
 
それらふたつはほとんど同時期に芽を出した。
春、つまり暑い季節だったと思う。
別にことさら寒くなることはないムンバイなのだが、
日本の植物が春を待って芽吹くように、
この芽のヒトたちもやはりこの暑さを待って芽吹いたのかなぁ、と思うと、
暑くても、やはり春は春なんだなぁ、となんとなく納得させられた。
 
名前を知らない花は、草花なので茎など瑞々しいぶん弱々しくもあり、
植えかえをしたあとはしばらく“しなっ”となってしまい、
このまま弱ってしまったらどうしよう……とずいぶん気を揉んだが、
夕方にはきちんと、もとの張りを取り戻してくれた。
4株生えてきたレモンさんは厚い葉肉と濃いビリジアンがいかにも頑丈そうで、
突然の引っ越しにもびくともしないようだった。
昨年の春にジャスミンその他の鉢植えを買ったときに一緒に買わされた肥料を
Satyanamakが引っ張り出してきたので、応援のためそれをかけてやり、
しばらくの懸案事項だった植えかえは無事終了した。
 
上が名前不明の草花、下がレモンさん

 

 

ちょっと晴れ間が見えたり曇ったり、の空模様にならったのか、
それから先は、どうも私のやる気が出ない。
出かけたい気持ちのなかに、出かけたくない気持ちがたくさん混ざってくる。
どうしたらいいかわからなくて、困り果ててしまった。
しばらく猫猫や布団と親しんでいたが、
夕方とつぜん思い立って、うどんを作り始めた。

 

以前、ローティー用の粉(??? Ata)でうどん作りにトライしてみたことがある。
アーターは茶色がかった、ちょっと粗挽きな感じのする粉である。
これはこれでおいしかったのだが、やはりうどんがローティー味になってしまった。
その反省で、今度は白い小麦粉(???? Maida)で作ろう、と買っておいたのがあったので、
ローティーをこねる要領で、こねこねやり出した。
やっぱり白い小麦粉で作ると、きめが細かくてもちっとしておいしそうな感じがする。
Satyanamakと交替交替で満足いくまでこねると、出かける気が湧いてきた。


以前に ??? で作った茶色うどん

 

 

じき日も暮れるし、とりあえず近場。
家のごく近所においしいケーキ屋さんなどを含む高級ホテルがある、
ということを以前から耳にしていたのだが、
ファイブスターホテルともなるとなかなか敷居が高くて冒険せずにいたのを、
とうとうふらりと行ってみることにしたのだった。

 

我々が住むバンドラ(??????? Bandra)の東側には、
超有名ボリウッド・スターたちが邸宅を構える西側と違い、比較的庶民的なエリアが多い。
庶民的を通り越して、スラムに見えないこともない住宅街やはっきりとスラムな地域もある。
この家々に水道は来ているのかなぁ、というような、
一軒の家のタテ・横・高さがそれぞれ人の身長ぐらいしかない家がせめぎあう道を抜けると、
そこには確かに、いつも遠くハイウェイから見ていたグランドハイアットが建っていた。
バイクを駐めて門を入ると、玄関の前には幅の広い滝が流れている。
おぉ~、バイクで5分の近所にこんなところが! と異境に感動しつつ、足を踏み入れてみる。

 

中に入っているお店を外からひととおり眺めてしまうと、
あとはお茶ぐらいしかすることもない。
路傍のチャーエ屋さんで甘いチャーエ(インド風ミルクティー)を一杯飲むと2.5ルピーだが、
ここで飲む一杯のコーヒーは250ルピー、実に百倍である。
たまの日曜日なのでそういう計算は忘れることにし、
通路に面したラグジュアリーなカフェに座って
久々のウィンナ・コーヒーの味に感動していると、
目の前を知った顔が通り過ぎた。
何かというと殴り込んだり暴れたりして世間を騒がす物騒な右翼政党、
シヴ・セーナー党首の息子、ウッダヴ・タークレーだった。
さっぱりしたストライプのシャツとズボン姿で、
息子だろうか、二人の年若い少年を連れ、ついでに取り巻きかボディガードか、
いずれも色の違うインド風サファリ・スーツに身を包んだおっさん4人を店外の通路に待たせ、
ホテル内に並ぶ海外の一流ブランドショップに入っていった。
右翼政党の大物政治家も、意外とナンパな休日を送っているものだ、と
自分をひょいと棚に上げて思うのだった。

 

少しだけ雨に降られながら帰ると、台所には寝かされたうどんが待っている。
乾かないように打ち粉をしてフタをしてあったうどんのタネを延ばして切り、
昆布に干し椎茸の出汁、鶏肉、大根、白菜、長ネギがわりのリーク、
とっておきだった頂きもののきのこの缶詰を入れ、少し煮込む。
丼によそり、戻した生わかめを入れていただく。

 

 

 

うどんはローティー味ではないが、やはりインドの小麦粉は味が違うのか、
独特な香りがしていた。しかし歯触りや弾力は言うことないおいしさ。
二人ともお腹いっぱいおかわりして食べた。

 

東京に住んでいたら、ちょっと駅前まで行けば
おいしいうどん屋さんやそば屋さんがいくらでもあるから、
手打ちうどんを作ろう、なんて思いもしなかったと思う。
ローティーが作れるようになったのと同じように、
インドに来てうどんも作れるようになった。
ちょっと奇妙だけど、これは海外に住んだからこそ起きた変化。
うどんだけではない。カレー以外の様々な料理も、
わしら料理うまくなったねー、と毎食ごとに夫婦で自画自賛しながら食べている。
インドの野菜がおいしいのかもしれない。
が、それだけではない、だろう。

 

帰るまであと数年。
延ばせば延ばすだけ伸びるうどんのように、
ぎゅーーーーんと伸びて帰りたいと思う。

 

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- Comments
8 Comments

手作りうどん!美味しそうだね~。
すごいな~、えらい!尊敬するよ。
結構インドに来て、それまでは買って済ませていたものを自分で作るようになったって聞くんだけど、うどんまで手作りってなかなかないよね。
インドに来て逆に家事をしなくなっている私は、もしも日本に帰る日がきたらと思うと怖いです。

by みみ | 08 04, 2008 - URL [ edit ]

我家の植物、、、アロエ2鉢、ベンジャミン2鉢、観葉植物1鉢、ニームの木1鉢、これ全部水のあげすぎで枯れちゃった。。。。 今は3鉢目のアロエとトラの尾には水超控えめにあげて育ててます。 またベンジャミン君とニーム君が欲しいこの頃。
タークレー氏も、やっぱりハイカラ?なことするんだねえ。ふーん、意外。
手作りうどん、いいね~!とてもおいしそう。ちゃんと作って偉いなーーー。今度やってみよう(でもきっと今ある乾麺がなくなるまでやらないなー)。なにせ一人で食べる分だけだと、作る張り合いがないんだもん。

by Chuma | 08 04, 2008 - URL [ edit ]

みみさま >>> いえいえ、尊敬するほどのことじゃないですー。ローティーを作るようになることで、「粉をこねて作る」文化に初めて馴染んだので、やってみようと思ったんですね(考えてみたらこれもインドに来た影響だと言えるなぁ)。それにしても、うーん、私はもう、家事に追われているみみさんを想像するのが難しい。もしそんなことになったらきっとはるばる見物に行きますので、頑張ってください!

Chuma ちゃん >>> 根腐れかぁ~、悲しいねー。ベンジャミンさんなんて、水いっぱい使いそうなんだけど、やっぱり空気中の湿り気が十分すぎるからかなぁ。タークレーくんが入っていったのは、ブランドショップでもチャラチャラしたお洋服屋さんとかではなく、万年筆で有名なMONT BLANCさんだったので、まだしも文化的といえるかも。そうだねぇ、私も一人だったら手延べうどんなんて作らないだろうねぇ。例えば、こねるだけこねて、同じタネを、3分の1は延ばして切ってうどんに、3分の2は丸く延ばして焼いてみるとか(ナンみたいにならないかな~と思って……ダメ?)。あるいはうどんをカレー味に? 国際結婚ならではの工夫(=妥協点を探る)が要りようですな~。

by 【MotiDD】 | 08 04, 2008 - URL [ edit ]

うどん、うどん~。
私も、Ataでおうどんと、すいとん(いつの時代?)に挑戦して、「やっぱりこの香り、どうにもならないのね・・・」とがっかりした事ありです。そうかあ、白い小麦粉はMaidaというのですね。お勉強になります。私もMaidaで再挑戦するぞ!そして、近々餃子を皮から作ってみようかと目論んでおります。白菜が見つからないから、いつ実現するか分かりませんが。

by KANA | 08 09, 2008 - URL [ edit ]

KANAちゃん >>> Ataうどん、あれはあれでまたおいしいんだけど、ローティー味が強すぎてねぇ。カレーうどんにしたら合うかもなぁ。Maidaうどんにも、Ataほどではないんだけど何か香りがあるから、味噌煮込みうどんとかにするとおいしそうだなぁ……と、作ってから2日ぐらい冷蔵庫に放置されたあとの味しみうどんを食べて思いました。餃子、白菜の代わりにキャベツじゃダメかしら?

by 【MotiDD】 | 08 10, 2008 - URL [ edit ]

おお、手打ちうどんを作られましたか!素晴らしい!!
小麦粉ひとつも国によって風味が違うんですねぇ。
仰るように、カレーうどんや味噌煮込みうどんが美味しそう。ぜひまたチャレンジしてください。
この冬お会いできたときに美味しい七味をお土産にすれば良かった!また次回のお楽しみ、ですネ♪

それはそうと、お部屋の植木くんたちの写真、ステキです。インテリア雑誌に載っていそうよ。

by mana | 08 14, 2008 - URL [ edit ]

うどん!!やるなぁ、もっちさん。今度、いつか、必ず!!うどん対決しよーぜぃ。
お花を大切にしてくれて本当に嬉しいです。そう、お花を見ていると、かわいいだろうコドモちゃんを想像しますよね。あぁ、師匠の嬉しい顔を目撃したら、オイラも涙が出るでしょう。。

by 日本男児(魚) | 08 14, 2008 - URL [ edit ]

mana さま >>> お土産にいただいたお手製柚子胡椒! あれがうどんとなんともよく合いました~。品のある香りと辛さが加わって、そのままだとたいしたことないうどんのつゆが、極上美味に。こちらにもいろんな野菜や果物がありますが、残念なことに柚子はないので、懐かしさもひときわなのです。ご馳走さまでしたー!

(魚)くん >>> もっちさん ?????? お花は最近の日照の少なさで、ちょっと元気がなくなってきてしまいました(涙)。でもこうして捨てたつもりの種が植木鉢で育って知らないうちに芽が出たりしたのは、インドの土壌がねぇ、たぶん豊かで力強いんだと思う。なので土のちからに任せてしばらく様子を見てみます。お花、咲いたらうれしいな~。レモンがなったらうれしいな~。なるかなー。咲くかなー。

by 【MotiDD】 | 08 15, 2008 - URL [ edit ]

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