プロフィール

satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ

スポンサーサイト

--月--日, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【MotiDD】足が日本を懐かしむ

12月03日, 2007 | 未分類

10 Comments

いくらインドが好きだと言っても、日本が忘れられるわけではない。
日本を離れてみて、一番「あぁ日本の○○は良かったなぁ」と思うのは、

 

 

ゆずりあいの精神 ―― 人口過密なムンバイでは、軌道上を走る電車と野良犬以外の動くモノはすべて押し合いへし合い、我先にと前へ進む。道路では弱者は強者に道を譲る。トラックは乗用車を、乗用車は歩行者をはね飛ばすことをひとつも恐れていないからだ。相手を先に行かせてさえいればスムーズに進むのに、お互いに自分が先に行こうとした結果、狭い道路で両者身動きが取れなくなっているバスなどを見かけるのは嘆かわしい。ローカル電車の乗り降りに関しても同様で、降りる人を先に降ろしてから乗り込んだ方が確実に楽なのに、と思う。1年だけ東京に住んだ経験のある若い友人は「デリーのメトロに乗ってると、車両だけ見ると東京みたいだけど乗り方が完全にインド的。先に行かせればいいのに」と、乗る人と降りる人の押し合いへし合いを冷えた眼差しで一歩離れて見送り、すべてが終わってから降りていた。

 

春夏秋冬 四季の変化 ―― 「暑い・すごく暑い・雨季・そんなに暑くない」。ここムンバイでの四季はどうやらこのようである。雨季以外にはほとんど雨は降らず、たいがい判で押したように晴れている。近頃少し涼しくなっているので、毛糸の帽子やセーターを着こんでいる人なども見かけるが、私にとってはちっとも寒くなく、冬気分を出すための演出としか思えない。座興でなくて、シリアスに、セーターを着たい。

 

食べ物 ―― インドの食べ物はおいしい。ヴァリエーションも豊富。ムンバイにはいいレストランが多い(これはホントに有難い)。しかし、具体的に名前を挙げるのは危険なので避けるが、私がもっとも愛している食べ物のいくつかは日本食であり、それもここでは手に入れられない・手に入れづらい食材だったりする。ここで手に入る食材でおいしく暮らしたい、という思いがあるから、バンコクに買い出しに行ったり日本から食材を送ってもらったり、というお金と手間はかけたくない。なんだか文章がまとまらないので、私をもっとも懐かしがらせる食べ物の名前を書いて終わりにしておく。それは“とろろ”です。ネパールには山芋があったので、ここにもあるはずだと思うのですが……?


仕事に対しての誠実さ ―― 駅などの階段を上っていると、足が日本を恋しがる。踏む段ごとに、それぞれ高さが違うのである。明らかに、緻密な測量とかの段階を省いて、テキトーに階段を作っているのだ。ひどい所では、地面に対して水平ですらなく、まるで滑って転ぶことを促しているかのように、段が下に向かって傾斜していたりする(意地悪?)。日本だったら、こんなに堂々とテキトーに、駅の階段を作れるだろうか?

 

 

さて、この文章を書き始めたのはそもそも、ぼんやり
「日本に着いたらまず成田空港で何が食べられるかなぁ……」と
意地汚くひとり妄想をふくらませていたのを、
何が食べたいか書いてみよう、と意味もなく思い立ったからであった。
そんなことを書き連ねても始まらないのでやめにしたが、
暮らしのうえでふとこぼしているインドへの愚痴も書いておかないと正直でない気もするし、

せっかくだからBlogに残しておく。

インドを去る際に、「インドの○○を日本に帰ったら懐かしむだろうなぁ」という長いリストが

すでに心のなかにできていることを付け加えつつ。

 

 

秋に五日市に行った。小さいお寺の境内に、秋が来ていた。

その鋭くも美しい季節に思いを寄せる。

スポンサーサイト

« 【MotiDD】試験勉強中です 【Satyanamak】最新型ローカル電車、見参 »

- Comments
10 Comments

きれいな写真だね。よかったら元サイズのもの、私にくれない?この枠もついてるとなお素敵。
君がしばし帰ってきたら、山のようにとろろを摩りおろしてあげたいよ。「芋粥」にならない程度にね。

段差の違う階段、日本の古い城にもあるけど、それは敵の侵入時、足を乱すためのものだそうです。インドの階段もある種のセキュリティだったりして(笑)

by とやまん | 12 03, 2007 - URL [ edit ]

インドに住む日本人のブログを読んでいると、もっとひどく、もっと具体的にインドのここが嫌って書いてある。
やっぱりMotiDDさんの書き方には、やさしさがあるなぁと思ったよ。
それにしても、セーターが着たい!とは私は思わないのだ。
ただでさえもてあますこの体、セーターで着膨れたくない~。

by みみ | 12 03, 2007 - URL [ edit ]

さてもよいとこ取りはできないもの、を地で行くような「AにはあってBにはない」「BにはあってAにはない」、はたまた「AにもBにもない」リストでした。凝視、というものがあります。Aだけに専念してBを想念せず、Bを凝視してAを忘れている。ああ、これってビィ・ヒア・ナウってこと?それとも目先しか見えないということ?も鹿の意識は今ここにある感覚だけなので、結構鹿苑寺を忘れていることもありまする。とはいえ、奈良の鹿せんべい、食べたい。MotiDD,思い出させてくれました!

by も鹿 | 12 03, 2007 - URL [ edit ]

とやまんまん >>> 写真、実はちょっと色をいじってあるので、印象が違うかもしれないが、あとでメールを書く際に送るね。枠は、このBlog の機能についているので、これは無理だー。お城の階段の話、なるほど~、です。急いで昇らせないためには効果的だねぇ。おいら、バンドラ駅で一度滑って転んだことがあるので、下りも怖いです。滑りやすい材質で作ってあるのか、人々の靴底で研磨されすぎたのか、バンドラ駅の階段はスケートリンクのようによく滑るんだー ←←← 試験勉強期間中に、滑る転ぶを連発。もはや自滅を歩むのみ?

みみ さま >>> ありがとうございます。あんまりインドびいきばかりが続いてもつまんないなぁ、と思って、両方を正直に書いてみました。着ぶくれの点、私も同様ではありますが、毛糸のセーターっていうのがどうも好きで、かわいいのを見ると買ってしまう危険なアイテムのひとつであります。ここでは自前の脂肪だけで十分だー;

も鹿さま >>> 一度の人生で AとB 両方を知ることができただけで、それはいわばDouble Mazaa、身に余る幸せだと理解します。鹿は鹿煎餅の味を、わたしはとろろの味をいい思い出として持っていますね。そういうのって天国まで持って行けるのかどうかわかりませんが、財産だとは思います。私は極端に忘れっぽく、過去を持っていなくて、計画性や将来の展望などもゼロなので、九割九分九厘まで現在でできています。しかしその貴重な現在も、瞬間瞬間を意識して生きているかどうかが問題。黒目だけのつぶらな瞳で問われ、ハッと我に返ります。

by 【MotiDD】 | 12 04, 2007 - URL [ edit ]

私も、冬にはふわふわのセーターやコートが恋しくなります。でもここでは汗かくだけですからね。日本に帰ったら、恋しくなるインドのもの、パニプリとロマーリ・ロティです。

by Chuma | 12 05, 2007 - URL [ edit ]

フッフッフ・・あなたも妄想家だったのですね。
マハラシュトラの山岳地帯へ!とろろ芋(自然薯)を探しに行く旅!見つかるまでは帰らない旅!「おーい、師匠!そっちはありそうか?」
「くそぅ、見つからないぜ」
「おっ、あそこに煙が見えるぞ!もしかして、山岳部族か?」
「彼らなら知ってるはずさ」「おーーい、芋はどこにあるんだ?」
二人がバイクにまたがって、山間の道を旅してる姿を想像してました。



by マチュリ | 12 06, 2007 - URL [ edit ]

Chuma ちゃん >>> ですよね~。コットン・クルターの気軽さもやめられないけど、厚着も好きなんです。あとこたつやふとんに入った時のぬくぬく感がないのも淋しいな。私がインドを離れたらミスる食べ物No.1は、インドきゅうりです。あれなしの食卓を考えると今から憂鬱……種を密入国させて自家栽培するしかないですね。

マチュリくん >>> いやー、私などはまだまだ。妄想の師匠に「あなたも妄想家」と言われるほどのレベルではないですよ。マチュリーが漁船に乗ってまぐろを釣ってきて、わしらは山からとろろを掘ってきて、オアシスでまぐろ山かけ大会……おっと、妄想の大師匠に引きずられて、わしまで妄想の世界に入ってしまった! もう大人も子供も寝る時間。妄想の世界にはさよならして、夢の世界へ入ります。

by 【MotiDD】 | 12 06, 2007 - URL [ edit ]

五日市、懐かしい響きです。実はほぼ地元といっていいほどのところに実家があります。小さいころ、駅からのバスを寝過ごして、五日市駅までいってしまったことも何度か。ボケですね。
④には本当に共感します。私は、仕事に対する責任感だと感じています。日本の発展は、我々の祖先の生真面目さに支えられているのだと。これがなくなったら、日本はどう生きぬいていけるのかと心配になってしまいます。そういった心を持てたこと、そういった見方ができること、すごく重要だと思っています。

by はま | 12 06, 2007 - URL [ edit ]

まぐろの山かけ大会!!・・・いいな~いいな~私も入れて~♪
山芋のありか探し当てるならまかされていいよ♪・・っとと、ひとさまの会話に割り込んじゃった(笑)こりゃまた失礼シマシタ

by とやまん | 12 06, 2007 - URL [ edit ]

はまちゃん 様 >>> はるばる北米大陸からの書き込み、ありがとうございます。いやいや、“実は”ほぼ地元、なんて、今さら何をおっしゃいます。かつてははまちゃんさんのおかげで京王八王子駅周辺に初めて親しんだものです(いまは昔の物語ですねー)。親や祖父の世代、あるいはそのずっと前から、仕事に対しては生真面目にやってきた日本人なのでしょうね。“国民性”とあぐらをかかずに、意識して“継承”していくべき文化だと思います。いろいろとうまくいかないことがあって疲れるかもしれませんが、どうぞお元気で、今後もご活躍ください。

とやまんまん >>> だから来てってば~。探してよ、一緒に。おいらもとやまんならたぶん得意だと思う。もういいよって止めてもいつまでも探してそう。割り込みは歓迎だよ。双方向どころか、あっちこっちにいろんな言葉が行き交ってくれたら、それは楽しいことになるでしょう。

by 【MotiDD】 | 12 07, 2007 - URL [ edit ]

管理者にだけ表示を許可する
- Trackbacks
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。