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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【Satyanamak】最新型ローカル電車、見参

11月25日, 2007 | 未分類

8 Comments

学校は2週間のディーワーリー休みだったが、今週から再開。
また週2~3回、ムンバイ・ローカル電車のお世話になる。
この電車、車体もモーターも実に古めかしく、ぐわーんと唸りを上げながら
ゆっくり加速していく旧式のものが現役でこき使われている。
外見上は新型の電車もたまに見かけるのだが、入れ物が新しいだけで基本は従来のものと一緒。
年々増え続けるムンバイカル (ムンバイ市民) 達を年代物のモーターで日夜運んでいく。
その混雑ぶりは凄まじい。
混雑から逃れるため、また蒸し暑い車内から脱出して風に当たるため、
あるいは勇敢さの誇示のため?に、電車の屋根の上に「乗車」する乗客がたくさんいる。
当然、高圧電流に触れて感電死する事故が後を絶たない。ハチャメチャな世界。
ドアは走行中も開けっ放しで、風に当たりたい乗客が身を乗り出している。
ちょっと後ろから押されたら振り落とされそうなものだがそんな場面にはまだ遭遇していない。
我々の通学時間帯は、行きはラッシュ前で比較的すいていて、帰りは混むが殺人的というほどではない。
もちろん屋根にも乗らないのでご心配なく。

 

そんなムンバイのローカル電車界で最近、あるビッグニュースが新聞を賑わした。
待つこと何十年、ついにドイツ製の最新テクノロジーを搭載したまったく新しい車両が投入されたらしい。
車内の換気が改良され、窓は大きくなって光がたくさん入り、何といっても
コンピューター制御で30%の省電力を実現したエコ・フレンドリーな設計になっているそうだ。
まだ運行本数は限られていて我々が乗るチャンスはしばらくなさそうだが、乗客の評判は上々のようだ。

新車投入でローカル路線の本数が少し増えるようだが、乗客数もこの一年は
今までにないペースで急増しているとのことで、まさに焼け石に水。
ムンバイにもデリーに続いてメトロ (地下鉄) 計画があるのだが、進捗は芳しくないようだ。
既存のローカル電車があまりに混雑していて危険、バスも同様なので、
お金のある人は移動に自家用車をどんどん使うようになり、道路も毎日大混雑。
メトロ、海上交通など代替交通機関の充実が待ち遠しいが、我々の居る間には無理だろうな。

 

新しいローカル電車の写真をまだ紹介していなかった。これである。

 

いくらなんでも新しすぎ

 

いやいや。これはインドのHindustan Timesという新聞社が出した広告で、詳細は不明だが、

急激な経済成長の真っただ中で変革期にあるムンバイを読み解く大々的な連載企画の宣伝のようだ。
日々、ムンバイのローカル電車のお世話になっている者としては大変に笑える。

新幹線の駅に合成されている駅名表示板が、我々がいつも使っている

最寄り駅のものなので余計に可笑しい。

 

混雑する電車内でも一定の秩序はあり、出入り口近くでは乗客同士声を掛け合って

立ち位置を調整し、降りたい駅で降りそびれることがないように協力し合っている。

外国人と見るや、時にはとても親切にしてもらえることもある。そんなときはとても嬉しい。

車内では大声で話したい放題、携帯電話かけ放題、時にはヒンドゥーの神様を讃える歌を

乗り合わせた乗客同士 (おそらく互いに面識なし) で唱和する光景にすら出くわすことがある。

東京の通勤電車とは違ってとにかく賑やかなので、何が起こってもまったく気にならない。

駅のホームで3ルピーのニンブーパーニー (レモンジュース) をごくりと飲み干すと、

俺はムンバイで生きているんだぞ、と実感が沸いてくる。

近代化が進むにつれて、こういう光景も過去のものになってしまうのだろうか。

10年後、20年後、またムンバイに来ることがあったら、ローカル電車に乗って確かめてみたい。

 

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- Comments
8 Comments

すっごいものを・・・・(爆笑)
Hindustan Times読みに行かなくっちゃ!
あーしかし、車内の雰囲気いいなぁ~。もう日本の通勤電車にはめっきり乗れなくなった私ですが、ムンバイローカル電車には限りない憧れがありますよ。行ったらのるぜい。

by とやまん | 11 25, 2007 - URL [ edit ]

見た見た~、この写真!ありえな~い!!でもインドだからなぁ。
私は電車に乗ることはないだろうと思うけど、いつかリキシャから新車両を眺める機会があるかな。

by みみ | 11 25, 2007 - URL [ edit ]

おかしいっていうよりも、なんか背筋がぞくぞくするんですけど。
白い芋虫にアリがうわーってたかってるみたいに見えちゃうの。
今にも新幹線がうねうね動き出しそうで。
ひーーっ、さぶいぼが!!
(あのね、インドの人のことバカにしてるわけじゃないからね。念のため。)
しかし感電して死んじゃうって凄すぎない?

by f.c.toshio | 11 25, 2007 - URL [ edit ]

「チョロ~チョロチョロチョロ~」。
あの格闘、近くで見るインド人の優しい瞳、楽しかった出来事を思い出したよ。
久々に楽しみながら乗りたいなぁ。パゴダに電車で行ってみようかな。

by マチュリ | 11 26, 2007 - URL [ edit ]

とやまん>> ムンバイローカルに憧れが。それは是非とも早く乗りに来てください。まあ基本的に怖いけどね、ローカル電車。ターミナル駅で少しでも良い位置を確保しようと必死の形相でぶつかり合いながら我先に乗ってくるおっさん達が凄いよ。

みみ様>> オートから最新車両を眺めても、あふれる乗客に隠されてあんまり見えないかも!? デリーのメトロではさすがに屋上に乗る輩はいませんでしたが、先を争って乗車する光景はやっぱりインドでしたね。

f.c.toshio様>> 確かに、極限までスピードを追求した非現実的な形状の新幹線と、そこからにょきにょきはみ出した人間というのは非常に違和感があって、見ようによっては不気味な取り合わせかも。ちなみにこちらの生活で一番憎い害虫はゴキブリでも蚊でもなく、大行列をなして押し寄せるアリどもです。

マチュリ君>> バイク買ってからは電車なんかちっとも乗ってないだろうね。でもチョロチョロってネズミじゃないんだから。チャロー (行けー!) と威勢よくかけ声を放ちながら出入り口でもみ合うムンバイカル達、毎日が格闘技ですな。このスタミナは一体どこから来るのか。生身のインド人を一番身近に感じられる場であることは確かだね。

by 【Satyanamak】 | 11 28, 2007 - URL [ edit ]

この写真は初めてお目にかかりました。新しい車両が投入されるのも、世界銀行World Bankからお金を借りて(あっちこっちのプロジェクトでお金借りてます)インフラ整備している一環だったかと思います。も鹿は、鹿ながら平日はこの電車にお世話になっているので、ひゃあひゃあ、とは言っていられません。さぁ~~~、と乗れる時と、行くぞ!と後ろ足でホームを蹴る時とあるんです。一応鹿なんで(?)一等切符で乗っているんですが、セントラルの一等部分は、二等部分に全く負けをとらない混雑振り。お互いをけん制しあう怒号が、英語でやるのかマラーティ語でやるのかが違うくらい。あとは、物売りや喜捨を求める人達の来る頻度の違いくらい(ご存知ない方のためにー。頻度が高いのは二等車両のほうで、サービスの一環というのではありません?)。慣れると、郊外電車は庶民の切っても切れない移動手段。Satyanamak殿の優しい視点がいいですね。ムンバイに来たら、是非乗ってみてください。空いた時間帯で願います。

by も鹿 | 11 28, 2007 - URL [ edit ]

へえ~、一等、二等とけっこう違いがあるんだねぇ。面白そう。狙い目は空いた時間帯ですな。よしっ!気合入れて、日本の通勤時間帯で練習しておこう。

by とやまん | 11 29, 2007 - URL [ edit ]

Namak、風邪で伏せっておりますので代わりに出ました。皆様もどうぞお気をつけください。

も鹿さま >>> 後ろ足でホームを蹴って果敢に通勤されているも鹿さん。いつもの穏やかな鹿の横顔とはまた違った一面を、あの怒濤のラッシュにもまれながら見せていることでしょう。本当にラッシュ時は First Class 車両も、二等とまったく変わらない溢れっぷりなので、とうとうこれまで First を試したことがありません。物乞いはともかく、物売りが来ないのはちょっと淋しいかも……アクセサリー、パジャマ、ハンカチ、ペンケースなどの小物類、たわしやはさみ、お菓子に果物、果ては生海老……「ついに出た!(Aa gaya)」の口上も耳に楽しいものです。あの汚さと、それによるゴキブリの無賃乗車さえなかったら、もっと楽しい道行きになるのですが、これには「ぽいぽいゴミを捨ててはいけない」の教育が必要に……。はぁ~、考えれば考えるほど、本当の意味で“Ekdum Jhakaas!”なローカルになるには、まだまだ遠い道のりです。

とやまんまん >>> いや~、これは楽しい。練習してから来るとは恐れ入った。でも東京には「整列乗車」「お先へどうぞ ありがとう」という優れた文化があるから、いくら通勤ラッシュの時間帯でも、なかなか練習にはならないかもしれないなぁ。カブで、徒歩で移動中、ちょっと前がつかえた時などに「Chalo Bhai !」(混んだ男性車両から必ず聴こえる典型的なかけ声)の練習をするのが、感じも出てておすすめです。

by 【MotiDD】 | 11 30, 2007 - URL [ edit ]

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