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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】お客さんを楽しむ

09月21日, 2007 | 旅に出た

6 Comments

結婚式のスケジュールは、先生の到着される翌々日から始まって3日間だ。
先生が前もって送ってくれていた案内によると、こんな感じらしい。


*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`

 

一日目:??????(Mehndii)
花嫁の手足をメヘンディーで飾る。花婿花嫁にお菓子を食べさせる儀式など。

二日目:?????(Nikaah)
イスラームの偉い人が結婚の意思を確認し誓約する。・

三日目:????(Daawat)
お客さんを招き、お祝いのご馳走をふるまう。

 

*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`*`

 

前日にもなると、電飾や壁の花飾りなど、その筋の業者さんらしき人が入り、
家は着々と、結婚式仕様に着飾っていく。
家の女性たちは、入り乱れる親戚たちの応対、
結婚式の準備に私たちの衣食住の世話が加わって大忙し。
寝ている時以外の時間を、休みなく働いていた。

 

料理に食器洗いに掃除、洗濯。
常に身体を動かして働き続ける彼女たちの主な活動の場である中庭には、
おしゃべりと笑い声が絶えない。
結婚式の3日間に突入すると、深夜遅くまで人々が起きているので、
自動的に彼女たちの労働時間が長くなる。
なかでも一番の働き者だった、花婿の伯父の奥さんが
明け方近くにやっと寝に行こうとしているところに
「こんな時間までずっと働き続けて、大丈夫ですか?」と声をかけると、
「お客さんは、ずっとはいてくれないもの。いてくれる間はできるだけのことしないとね」
と、笑顔で答えた。
翌朝、思いっきり寝坊して起きると、とっくに新しい一日を始めていた彼女が、
「よく眠れた?」と、やはりつるりとした笑顔で、朝ご飯を用意してくれるのだった。

 

そのノーベル平和賞ものの彼女たちの働きとによって、
のんきな食客生活をさせてもらっていた私たちだったが、
家を囲う高い塀から一歩外に出ると、カラチの治安はいいとは言えなかった。
折悪しく、政府と反対勢力との衝突によるデモが激化し、
カラチ市内は外出禁止令が出るような状態になってしまっている。
外国から来た私たちが自由に出歩くなんてもってのほか、
ジュースを買いにすぐ隣の店に行くことすら、
家の人々に「私が買ってきてあげるから!」と猛反対にあい、
とうてい許してもらえないような状況だった。
そんななか、日本からの来客を迎えに空港へ行く、
あるいはホテルに宿泊されていた先生のご家族をホテルに送りに/迎えに行くのは、
慌ただしく式の準備が進められている家から外に出る、
唯一といっていいほどのチャンスだった。
自分たちの置かれたその状況がはっきりと意識されてからは、

送迎の途中でチャンスを見つけては
「買い物がしたい!」とリクエストし、2分車を止めてもらい、
果物やお菓子などを買って、ちょっとカラチの市井の空気に触れた気持ちを味わったりした。
そんな軽い拉致軟禁状態も、先生のご家族・友人、お世話になっていた新郎の一家がみんな、
楽しむのが得意な素敵な人たちばかりだったので、
息苦しさを感じることなく一週間を過ごすことができた。

 

先生のご家族をホテルに送りに行った帰り、
夜の海辺でくつろぐ家族連れや物売り、お金を取って乗せるラクダを見た。
やはり同じようにホテルの帰り道、町の小さな遊園地的な丘に連れて行ってもらった。
あるいは先生の結婚式用の靴を買いに行くのについていき、バザールを見た。
それ以外は“空港←→家”までの往復路だけが、
一週間カラチに滞在した私たちの「カラチ観光」になった。
でも大事なのは、先生という人が運命に選ばれて出会った家族が、
働き者で明るく美しい人々であるのを目撃できたことだった。
それだけで十分だった。

 

働き者No.1の座を伯父さんの奥さんと争っていた花婿の妹・Nさんと、その働きを見守る娘さん。

娘さんのサルワール・カミーズなども自分で縫ってしまう。みんな万能多才なのだった。

 

 

(まとめのようになりましたが、まだ書かなくちゃいけないことがあるような気がするので、きっと続きます)

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- Comments
6 Comments

和気藹々、にぎやかに楽しそうな様子が目に浮かびますね。
丁度その頃は、テレビのニュースを見ながら、結婚式は無事に行われているのだろうかと考えていた時期ですね。
結婚式には大きな影響はなかったようで何よりです。
いまひとつ主役の様子が気になるのは、私だけでしょうか?

by みみ | 09 21, 2007 - URL [ edit ]

猫に言われて鹿も気づいた、そうそう主役の様子の描写が?周囲の様子や家族の様子はとてもよく伝わってきます。こんな感じですね、素朴な家庭は。ベルサイユ宮殿で結婚式を挙げるようなお家(ミッタルさんのこと)に嫁ぐより、こういった家人の人のところのほうが安心です。もっとも、ここでは暮らせないと思われるので、日本のほうに生活の場をもったほうがいいとも思いますが。まだまだ続きがあってほしいです。

by も鹿 | 09 22, 2007 - URL [ edit ]

みみ様 ならびに も鹿さま >>> こんばんわ。コメント????????です!

何か書くべきことを書いていないような気がするのは、たぶん式次第の具体的な流れだろう、と思っていたのですが、う~ん、主役の様子ですか……先生はいつもどおりの感じだったからなぁ……特別どうという感じでもなく。じきにご本人もBlogを更新されるでしょうから、あるいは何か別の形ででも、ご本人側からの視点で読む機会があるかと期待します。側で見たお嫁さんの様子は、このあと式が始まってから、記憶を呼び起こして掘り起こして、少しでも文章に組み立ててみたいと思います。猫や鹿、その他もろもろの温かな見守りを背中に感じつつ。

by 【MotiDD】 | 09 22, 2007 - URL [ edit ]

にぎやかな叔母さんにはたらき者の伯母さん、ほんと素敵な人たちのようだね。
友達が嫁ぐおうちの人たちがいい人たちだってのは、なにより嬉しいことだよね。
そして花婿の妹さん(?)が作っているのは、もしやほうれん草のカレーかな?
丁寧に手でつぶしてこして・・・・手間と時間をおしげなく。。。おいしそう。。



by とやまん | 09 22, 2007 - URL [ edit ]

とやまん >>> メールを愉しく読ませてもらったよ。有難う。気分は春なのに洋服ダンスが冬なんだね……想像できるよ。

さて、お婿さんの妹さんがすりつぶしているのは何だろう? 食にきちんとアンテナを張ってないわしは、恥ずかしながら憶えていません……。ほうれん草のカレーが出た覚えはでも、ないような気がする……写真撮ったのがおいらじゃないっていうのもあるしな~(←言い訳)。マサラひとつも、パウダー状にしてあるのを買ってくるのではなく、「こうした方がおいしいから」とご自宅ですりつぶすし、だいたいあのローティー作るのだって汗水流す一大労働だよね。主婦のみなさん、おいしいものを食べる、食べさせる手間を省こうというアイディアは浮かばないようです。でもムンバイでは多くの人々の家にミキサーがあって、様々なものをすりつぶす手間が省けているようだよ。あ、確かどっかでローティー作り機なんて大胆な電化製品を見かけた憶えも……でもこれはヒットしないと思うなぁ。

by 【MotiDD】 | 09 25, 2007 - URL [ edit ]

撮影者ですがこれはパクチー(コリアンダー)をすりつぶしているところだったような記憶があるよ。でも何のために? チャツネかなあ、思い出せません。きっと美味しいものになって我々の胃袋に収まったのでしょう。この写真みたいに、この家の女性達はよくしゃがんで下ごしらえや掃除をしていたのが印象に残っているけど、足腰が強いんだろうな~。

by 【Satyanamak】 | 09 25, 2007 - URL [ edit ]

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