プロフィール

satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【MotiDD】りんごは赤い?

03月23日, 2011 | 未分類

4 Comments
引っ越し後もリクシャーで旧居近くのプレイグループに通うゴン太さん。
近々ダンスの発表会があるそうで、保護者は先生に言われた通り、
子どもの役柄に応じた扮装を整えなければなりません。
我らがチントゥーは“りんご”役。
緑のシャツと茶色のズボンを用意することに加え、
首から提げるため、厚紙にリンゴを描いてヒモを付けて持ってきなさい、と言われました。

できたのが、これ。
段ボールをリンゴ型に切って、新聞紙を千切って貼っていきました。

23-03-11_0139.jpg


きれいにできたのでご満悦で先生に見せると、
「小さいわね。」
「それにこれは赤くないわ。リンゴは赤くないと」
赤いといっても、よくよく間近で見たらリンゴもいろんな色を含んでいるんですよ、
と言ってみたが、
「でもこれではちゃんとした(Proper)リンゴではないわ」の一点張り。
しまいには「上から赤い紙を貼ってやり直してください」と言われた。
「一所懸命作ったんだからそんなの厭です。それならそちらでやってください」
とふてくされた保護者に手を焼いて、その新米先生、
顔を出した教頭先生格の先生に相談した。
教頭先生もやはり「赤い方がいいわね」と言う。
「一所懸命作ったから思い入れがあるんですね。それなら上から赤い紙を貼って、
発表会が過ぎたら取って飾ればいいじゃないですか。ね。」
と、リンゴは私の手に返されてきた。

あぁ、悲しい、悔しい。
こんなにかわいくできているのに。
リンゴは真っ赤のべた塗りでなくてはいけない、なんておかしいのに。
どうしてわかってもらえないのだろう。

帰り際、机の上に放置してあったリンゴの入った袋を手にしようとすると、
新米先生が私を見て「リンゴ、どうしましょう」と言ったので、
袋から出し、後から来た校長先生に見せてみた。
校長先生は「わぁ、きれいじゃない!」と言ってくれた。
「この子(ゴン)も手伝って作ったの? すごく素敵!」
横から新米先生が「でも赤くないですよ」と口を出し、
教頭先生も「これでいいんですか?」と突っ込んでくる。
あぁきっと校長先生も「やっぱり赤くないとね……」と言い出すんだ……と
首をすくめて待ち受けていた私の不安を裏切り、
校長先生は「もちろん!」と言ってくれた!
「彼女(校長先生)がハッピーならそれでいいのよ!」と教頭先生がまとめて、
リンゴ事件は無事落着した。

「リンゴは赤くなければならない」というのは一面的、画一的に過ぎる。
美しいかそうでないか、ということにはまったく触れられず、
ただ「赤くない」ということが問題視された。驚いた。
こういう教育を長いこと受けていたら、どういう子どもが育つのだろう。
赤くないリンゴを受け入れる柔軟さもない場所で、個性が育つはずもない。
これがもし日本の学校だったらどうだったのだろうか。
これから先、ゴン太さんの教育現場の行く先々で、
こうした画一性との摩擦が待ち受けているのだろうか。
このとりあえずのハッピー・エンドが、
終わりなき教育体制との戦いの幕開けでないことを祈る。
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