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satyanamak*motiDD

Author:satyanamak*motiDD


2006年夏、
人人人ひしめくムンバイに
猫猫ひきつれやってきた二人組。
夫 Satyanamak と妻 MotiDD
2008年11月には新たに
ムンバイ生まれのチントゥーも
登場しました。

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【Satyanamak】インド、オリンピックに目覚める?

08月25日, 2008 | 未分類

4 Comments

北京オリンピックが開幕し、閉幕した。我々もテレビで毎晩のように観戦した。
日本はもちろん世界中の国々が熱狂するオリンピックだが、
ぽつんと取り残された超大国が一つ。もちろん我らの暮らすインドである。
スポーツといえばクリケット一辺倒の国、オリンピックの公式競技に
クリケットが入って入れば状況は違ったのかもしれないが、
現状では一般の関心はあまり高くなかった。
グラント・ロード駅前にあった広告看板にはこんなコピーが。
「中国はゼロ。メダルは全部ムンバイがもらった!」
かなり投げやりというか、ムンバイは国じゃないのだが……
中国へのライバル意識のみが感じられた。

 

このような状況で始まった北京オリンピックだったが、
ついに、個人競技では史上初の金メダルがインドにもたらされた。
この偉業を成し遂げたのは射撃のアビナーヴ・ビンドラー選手、25歳。
見た目はスポーツ選手というよりはITエンジニアといった感じだ。
金メダルが決まったときの映像をテレビで見たのだが、
彼の反応は実に淡々としたものだった。
インド人といえばエモーショナル、と相場が決まっているのだが、
表彰台でインド国歌が流れても、彼は感極まって涙ぐんだりはしない。
「今日の期末試験はいい出来だったな」ぐらいのあっさりした表情だった。
新世代のインド人はこんな感じなんだろうか。
新聞報道によれば、日本では想像もできない超お金持ちの家に生まれ、
自宅にプライベート射撃場を持ち、金メダルのご褒美に親からホテルを
一軒贈られたそうだ。実家にいながら通信教育で MBA (経営学修士号) を
取得したという秀才でもある。
報奨金も出身地のパンジャーブ州をはじめ、各方面から続々流れ込んでくる。
こんな持ちきれないほどの財産を、まだ20代の彼はどうするんだろう。
インドの果てしない貧富の差を少しでも埋める方向で使ってくれないだろうか。

 

インドが生んだ初の金メダリスト、ビンドラー選手
 
しかしインドの快進撃はこれだけでは終わらず、さらに2個の銅メダルが転がり込んだ。
この銅メダリストは、レスリングのスシル・クマール選手と、
ボクシングのヴィジェンドラ・クマール選手。
彼らはエリートのビンドラー選手とは違って、ムンバイ・ローカル電車に乗っていても
おかしくないような、草の根から出てきたアスリート達だ。
両選手とも北インドの村で仲間達と切磋琢磨して腕を磨き、オリンピックに乗り込んだ。
こうしたオリンピック選手達に対して、国からのサポートはほとんど皆無。
メダルを獲るとは誰も期待していなかった。
この村の青年達のメダル獲得で、インドの本当の底力を見たような気がした。
 
オリンピックでメダル3個獲得というのは、インドにとって史上最多だそうだ。
それまでの最高は2個、それも何と56年前のヘルシンキ大会でのことだ。
インド国民がこれまでオリンピックに無関心だったのも無理はないことだ。
オリンピックのメダリストという、突如として現れた3人のスターによって、
かの巨象もついにオリンピックに目覚めたのではないだろうか。
彼らには早速CM出演の依頼が続々舞い込んでいるようで、
まさに一夜にして有名人の仲間入りだ。
国も選手のサポートを強化することは間違いない。
次回ロンドン・オリンピックではどんな活躍が見られるのか楽しみだ。
でも、ゆくゆくはインドで開催、というのはちょっと想像できないな……

春ちゃんはオリンピックより動物番組に興味津々

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